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chatGPTは間違った回答をする事もあるが故意の嘘つきではない

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2022年11月に登場した chatGPT はとても優秀だと評価されていますが、完全に信用できるものではありません。何故なら場合によって間違った回答をしてしまう事があるからです。

その間違った回答を1度見て「chatGPT は嘘つきじゃないか!」という印象を持ってしまう事もあるかもしれません。ですが、chatGPT による故意の嘘つきではないのです。

chatGPT はインターネット上の大量のテキストデータなどを用いて学習しています。インターネット上の情報が必ずしも正しいものではないように、chatGPT の回答も必ずしも正確であるという事は保証できないのです。もちろん嘘の割合が多いというわけではなく、正確な回答をするように設計はされていますが、100%正確ではないという事です。

なので、chatGPT の回答が正しいかどうかは、使用者が判断する必要があります。ウェブ検索と同様という事ですね。

chatGPTの回答は話半分で聞くべき

chatGPT に「富士山の標高は?」というような単純な質問であれば、正しい回答をする事がほとんどです。しかし、専門的な分野等の質問に対しての回答は必ずしも正しいとは言えないので鵜呑みにすると危険です。

chatGPT の回答も一つの情報としてとらえ、他ソースの情報とも照らし合わせて慎重に正確な情報であるかを判断する必要があります。

ローカルすぎる情報も苦手

適当な場所を選んで「福井県大野市でおすすめのカフェを教えて?」と尋ねてみました。

すると、3箇所ほどおすすめのカフェを住所と概要付きで教えてくれたわけですが、どれも存在しないカフェを紹介していました。

chatGPT の空想のカフェを作り上げていたわけです。この情報を信じて旅行計画を立てていたら、呆気にとられる事になるでしょう。

ただ、○○の物語を作ってなど空想も chatGPT は得意とするので、小説など物書きで空想のお店を考えなくてはならない時は便利かもしれません。

chatGPT何ができる?

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